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失恋はかっこいい

ドラマの中で、フラれちゃう役の男性って魅力的です。魅力的だから、報われないと、えぇー…やだやだ!と、同情心が芽生えてより魅力的に感じるのもなお素敵。

 

ドラマはとっても好きなので、気になるものは録画溜めで一気に鑑賞。その中でも、今まで観た中で素敵だった役。思い出すと、フラれちゃうけれど、やっぱりかっこ良い♩

専業主婦探偵〜私はシャドウ

ドラマ内に登場する陣内という男性。桐谷健太さんが演じています。

主役の深田恭子さんは見習い探偵として、ドジだけど一生懸命。そんな姿に陣内は、ぶっきらぼうな態度ながら時には助け、見守り、同じ探偵事務所の仲間として相棒となるお話。

まさにツンデレ

深田恭子さんには、愛する旦那様がいるのですが、旦那さんがいてもやっぱり一生懸命な姿が可愛くてたまらなくて、好きになっちゃうツンデレ陣内♩

一番良かったシーンは、旦那さんに浮気疑惑が仕掛けられ、絶望し落ち込んで元気がない深田恭子さんに、陣内が思わずキスしちゃう所。

見てはいけないモノを見ちゃった。一人吊り橋効果。ドキドキ。

例え、好きな人に好きな人がいても、好き。その人のために、我慢して諦める決心もしたけど、押さえきれなかった大好きな気持ち。

可愛くて切な過い関係がとても好きでした。

 

まさに私が好きな"クロノスタシスな恋の瞬間"

ん?クロノスタシスって?と思った方はよかったらクロノスタシスについて一人で盛り上がってるこちらの記事もどうぞ♩

クロノスタシスって知ってる?

 

そして、最近ではこちら。

スミカスミレ45歳若返った女

ドラマ内に出て来る、化け猫・黎(れい)役及川光博さん。

まず礼儀作法を始めとする美しい仕草や会話、身のこなし…。そして、主人公のスミレ役の桐谷美怜さんに対する、冷静沈着、常に落ち着きある献身的な姿勢。最近、可愛い系男子が増えている中、大人で美しい男性。素敵過ぎます。そして、その美しい姿勢や行動からは、スミレへの深い深〜い、海よりも深そうな寛大な壮大な愛が溢れ出ているのでした。でも所詮、人間と妖怪。交わる事のない定め。

「人生で一番好きな人とは結ばれない」

という格言の見本のような、せつない関係を最後まで潔く、美しく受け入れる化け猫・れいさん…。及川光博さん適役過ぎる…。れいさんは、その後も永遠にスミレを思い続けていくのです。

人は、必ず時が経てば、悲しみも苦しみも忘れられる生き物。(てか、私が忘れっぽい…)でも、そうやって、その時その瞬間愛した人を長い時の中で想い続けようと決意する人も、いるのかな。いてほしいな。とせつなくなります。

古き良き純愛のような関係に切なくなりました。

 

 

そして、スミカスミレと同クールだったこちら。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう

ドラマ内に登場する、晴太。今注目の若手俳優の坂口健太郎さんが演じています。

好きな人には他に好きな人がいて、

と一件お馴染みな設定でも、考え方はちょこっと変わってる。いや違うかな、とても独特。私が好きなヤンデレ系全開。まず、表現がヤミヤミ闇っ子。

  • どこにでもいる子になりたくない子って、どこにでもいるよ。
  • 付き合ってるには二種類あるんだよ。好きで付き合ってる人たちと、別れ方がわからなくて付き合ってる人たち。
  • 何をするかじゃなくて、誰とするかだと思うけどな。楽しんでくれる人がいれば、楽しくなると思う。

的を得た直球な意見をさらりと言うところが印象的で、恋愛に対する気持ちの表現も斜め上。

  • 好きじゃなくていいよ。好きじゃなくていいからさ、僕と一緒にいて。その代わり、僕が小夏ちゃんの恋を叶えてあげる。練くんを君のものにしてあげる。僕と契約しよう。
  • 君のことを好きな男。それだけ知っててくれれば僕は幸せです。

過去のトラウマのせいで好きって表現を使えなくなっていたみたいで、 好きな子に「好き」って言わない。影でずーっとひたむきに追い続ける。一途で健気なヤンデレ

現代っ子に多そう…。よく周りで見かけるなぁ。私の周りが変わってるのかも?

ヤンデレは、ツンデレの一種(?)みたいだから、一度好きって気持ちを隠しちゃうと、周りが気づく事はとても難しいと思うよ。そんなせつなさを平気に背負っちゃう姿は、可哀想だけど、可愛いと思う私みたいな人もいるから世界は上手くかみ合う歯車で回るのかな。

ちょっと歪んでて、でも生暖かくリアルな愛がすごく魅力的でした。

 

 

ラストはこちら。

デート〜恋とはどんなものかしら〜

ドラマ内に登場する、鷲尾くん。Hey!Say!JUMPの中島祐翔さんが演じました。

紹介した中で、最も、恋仲に留まらず結婚相手に選ぶなら!な、好青年愛され男子。何事も真面目に一生懸命。報われない恋にも体育会系のテンションで体当たり。一生懸命だから、残念な結果になっても微笑ましくて、可愛い。可愛いのにも関わらず、男らしい。笑いあり、涙ありのハッピーオーラが最高です。

せつない片思いの形が多い中で、ちょっとほんわかせつなさを感じさせない魅力を持っている正統派男子は、多くの人に愛されるって事を勇気に変えてニコニコ魅力を放ってほしいと願いまする。

笑うって幸せな事だから、ずっとしあわせ。

 

 

紹介した役柄は、全部脇役なのですが魅力はまるで主役みたい。

もちろん、主役でも報われない役はあり、私が思い浮かべるのは、

白夜行

山田孝之さんの演技に引き込まれました。

例え自分が悪に手を染めてでも、守りたい大事な人がいる。その人は、常に光のなかで輝いていてほしい。影の世界でその人のしあわせを願う。

目に表れる感情一つ一つに、心がすごく揺り動かされた記憶が今でも蘇ってきます。

 

 

そして、もう一つは

東野圭吾『容疑者Xの献身』特設サイト|文藝春秋

堤真一さんが演じた役。

…説明しようと思ったら、白夜行とほぼ似てることに気づきました。びっくり。共通してるなと思うところは、

絶望の中にある、一筋の揺るがない愛。

結ばれることのない愛でも、愛したその人にとっても、愛されたその人にとっても、忘れられない愛。忘れることのない愛。

これこそ永遠の愛なのかも…と、ふと思ったり。

 

色々な失恋の形があって、悲しさだってひとしおだけど、

どの失恋も魅力的な素敵な恋。

失恋はかっこいいな。