パクチー論争
TV番組で、お笑い芸人の小峠さんが、レバーが大の苦手で口に入れるのも匂いを嗅ぐのも嫌!というのをみて、本当に嫌そうだな〜これは嫌いなんだな。と伝わってきたんですが、嫌い!の代表と言えば、あの香り高いもの。
好きか嫌いかでいうと、私は、生まれがヒビアン・スーと同じ国の台湾出身なので、パクチーは幼い頃からネギのような感覚で沢山食べていて、もう、ほんと、こう、長ネギ青ネギと立ち位置は全く一緒で、
"パラパラ〜パラパラ〜"っと、
どんな料理にもまかれていたので、なんの違和感もなく大人になった為、大好きで、嫌いという人の理由を未だに分かってあげられずにいます。
まず、嫌いな人には理解不能であろう、
好きなところについて。
1.香りが最高。
2.料理がすっきりした感じになる。
3.やみつきになる味。
書いてても食べたくなりました。
ネギやタマネギ、生姜、にんにくなどは、ツンとくる強味があるのに対して、パクチーは、爽やかなスルッと感が優しい気がします。例えるなら、ミント系。量も、多ければ多いほどパクチーそのものの美味しさも感じられて、満足度抜群。
と、書いていて、多分パクチー嫌い派の人が側にいたら、勢いよく近づいて来て思いっきりビンタされそうです…。
なにせ、パクチー嫌い派は、
少しー、とか、ちょっとー、とかのレベルではなく、
大大大大大嫌い!!!
死んでも食べたくない!!
…(おぇ〜)
という、大拒絶勢が大半を占めているからです。
嫌い派は、ちょっとも食べられない。食べたくない。口にちょっとでもパクチーがくっつくのも嫌というから、好き派の私は、理解に苦しみます。
嫌いなところはと聞くと、大半が、
不味い。
あの香り何。
香りが虫みたい。虫を食べているみたい。
最悪。
量が大体多い。
(順不同)
虫?!虫って何?!虫食ったことあんのかい!と言いたくなったのですが、先日のこと。
自家製の無農薬栽培でお野菜を育てている方から、葉野菜を頂き、綺麗に水で洗って、サラダにして食べた時、
むしゃ…(?!)パクチーが入ってる?!
パクチーの味が口全体に広がってるんですけど?!これ、レタスなんですけどナゼー!?
と、レタスを食べたのにパクチーの味がしたという不思議な味覚に。
その正体は、なんと、虫でした…。
レタスについてた、なんかの虫さん。
パクチーの味したし!!!
パクチー嫌い派の主張は、嫌いなりに真剣に分析して出た、訴えに近い表現だったんだ。という事を体現出来て、大変、光栄でした…。
という気持ちになったのはここだけの秘密。