言えないの歌詞から言えること
言えない 言えないよ
今君が死んでしまっても 構わないと思っていることを
RADWINPSの言えないは、
ボーカルの野田さんの才能が歌詞メロディにおいても光りまくっている作品だと言えます。
RADWINPSと言えば、高校時代、一校の全生徒がドハマりしてしまったというウワサは数知れず、うちの校歌?RADWINPSだよ〜。うち?湘南の風〜。と言っても過言ではない事があったとよく聞きました。(ほんとか)
その時私はというと、全く違う曲をひたすら聞いていた事を言えない、言えないよ。メジャーなバンドさんの曲を語れる自信もあまりなかったので、気が合う男友達と細々と盛り上がったマイノリティー且つセンチメンタルな記憶が…甘酸っぱい。青春です。
そんな大人気なバンドさん、私も少ないですが何曲かは聞かせてもらっており、その限りある中でも「言えない」は、歌詞の解釈を憶測せずにはいられずハマった曲です。
あぁ 君のいない世界で僕は
はじめて君が望んだ僕になる
あぁ 嘘が嫌いな君に
ぴったりの素晴らしい世界ができたよ
歌詞の中では何だか本意を言えないでいるようなので、私が変わりに言おうと思います。(はい?)
(きっと、こんな感じかな?)
ねえ、君に彼がいても、僕は君が大好きだよ。君も僕が好きなんだけど、叶わない恋。僕は君への想いを人前で気ままに表現出来なくて苦しいよ。本当は、君の事が大好きだって叫んだっていいぐらい。自分の気持ちに正直になりたい。でも今生きてる世界では無理だから、じゃぁもう、いっその事君がいない世界になったら。そしたら僕は、君が大好きだったってみんなに言えるんだ。これから先もずっと想うよ。君はもういないから、君の事好きだよって僕が言ったら君は嬉しくて喜んでくれるね。言葉や態度とは裏腹に、ずっと想ってたんだよ。やっと言えたよ。
でも現実は、君が彼と結ばれている世界。僕がこのまま気持ちとは裏腹の態度で居たら、いつか、君は僕を諦める為に忘れてしまうよね。仕方がない事だってわかってる。そうならないと僕も前に進めない。…でもね、本当はそんなの嫌だからやっぱり君のいない世界を作るよ。来世で結ばれたらって思うより、こうしてでも今君と繋がりたい。君が死んじゃってもいい。
なんてね。
たぶん違うと思います。(え?)
解釈は人によって違うとは思うんですが、やっぱりこの曲が衝撃的なのは死んでしまっても構わないって言っちゃってて、でもその理由が実は幾重にも包まれた愛の形になっている事だと。
ふと、そう思っちゃうコトってあるなぁ。でもほんの一瞬だけ。そんな妄想してていいのかって理性が働いちゃって、すぐ消しちゃうし忘れなきゃって思うその微かな何秒かを「言えない」は言ってる。
間奏部分のメロディーが以外にも歌詞に負けずすごかったりする。
良い曲は、やっぱり良いですよね。